- 口田 栄治
飲み水と健康な体-5
最終更新: 2020年9月3日
水道水と腸内細菌叢(腸内フローラ)
腸内フローラは、
多種多様な菌群の縄張り争いによって 形成されています。
ですから、
新たに菌が侵入してきても、
多くの場合は
腸に棲みつくことが出来ません。
ヨーグルト等で良い菌を取り込んでも…
という事ですね。
水道水
水道水に含有される塩素は、
腸内フローラを荒らしてしまいます。

塩素は水に入ると様々な化学変化を起こし
酸素を放出します。
この時放出される酸素は酸化力が強く、
殺菌作用を発揮します。
これは、
水道水に混入する大腸菌におびえるあまり、
世界一大量の塩素を水道水に注入している結果です。
大腸菌 = うんこ = キタナイ
と忌み嫌われていますが、
大腸菌は
腸に入り込んだ有害な病原菌の排除
食物繊維の排除
食物繊維の分解
ビタミン類の合成
大便の形成
など
大腸菌は重大な働きを担ってくれています。
もともと腸に棲んでいる大腸菌を
いくつか飲み込んだところで…
大量の塩素を含んだ水道水で
腸内フローラを壊し、
免疫力を弱め、
健康を損なう結果を招いていることは
否めません。